生まれたての“マカロン水晶”をデータ化し、 さらに理想的な形状へと仕上げていきます。 この工程によって、 美容クリスタルとしての性能・機能性はもちろん、 微妙な“手へのフィット感”といった、言語化が難しい美の調整を行います。
経験を積んだプロのエステティシャンにしか分からない“感覚の言語”。
たとえ言葉にできたとしても、 そのニュアンスを男性の伝統工芸士に伝えるのは至難の業です。
だからこそ、“かたち”に落とし込みます。
言葉ではなく、形状で伝える。
それが、このプロトタイピングの真髄です。
ハイファイ・プロトタイプの段階では、 一切の妥協を許しません。
ここで妥協すれば、後戻りの際に大きなコストと時間を失います。
水晶を使った美容クリスタルの開発は、決して簡単ではありません。
たとえリスクを回避しても、予測不能な事態は起こります。
それでも前に進むために。 強い意志と、ブレないメンタリティが必要です。